発売日 ２００３．２．２６
☆曲目リスト |
| １ 夢 | ７ 美しい人 |
| ２ 隣の部屋 | ８ なにもない場所−弾き語り− |
| ３ 片想い | ９ ため息 |
| ４ サーカス−Piano Solo− | １０ 月の窓 |
| ５ 拝啓，王子様☆ | １１ めじろの心−Piano Solo− |
| ６ 月光浴 |
|
作詞・作曲： 柴田 淳 編曲： 坂本 昌之(except 4,5,8,11)，柴田 淳(4,8,11)，西村 智彦(5) |
| ☆曲紹介 |
|
１ 夢 「♪今はまだ想い出にはできない したくないの あなたと二人で見てるこの夢が 終わるまで」 という出だしが，とても印象的。アップテンポな感じのメロディーですが，何かジーンとさせる，愛の終わりを描いたLove Songです。 サビの部分で何度か見られる，「今は〜できない …」の部分が，揺れ動く女性の気持ちをよく表しています。そして，この曲の主人公が，今一番望んでいること，今一番感じていることが，一番最後の部分で歌われています。 「気まぐれでもいい 愛してると 嘘をついて 今はただ 叶えられない夢を見て 眠るから」 何て哀しい夢なんだろう。でも，この主人公にとっては，現実より夢の世界にいられる方が幸せかもしれませんね。  ココをクリック！！→シングル「夢」のページへ
２ 隣の部屋 ココをクリック！！→シングル「隣の部屋」のページへ
３ 片想い ココをクリック！！→シングル「片想い」のページへ
４ サーカス−Piano Solo− ５ 拝啓，王子様☆ このアルバムの１〜３の曲は哀しく重い歌詞であり，また，２〜４の曲調は哀しげな雰囲気なので，この曲は，ちょっと気分転換になる，そんな感じの曲です。 出だしはバロックの感じがして，ちょっと荘厳な感じがしますが，次の瞬間，軽やかな感じになります。歌詞の内容は，「王子様＝好きなミュージシャン（まだマイナー）」に対しての思いが描かれています。誰もが通過してきた，大好きなミュージシャンに対しての，あ！こんな気持ちあるあるという，ある意味勝手なファン心理を，歌詞いっぱいに描かれています。ところで，ここに描かれている「王子様」って誰なんだろう？ ６ 月光浴 ココをクリック！！→シングル「月光浴」のページへ
７ 美しい人 ちょっとチャイナが入った，哀しいスローバラードです。（そういえば，昔，やたらチャイナが流行った時期があったっけ。）何か懐かしさを感じる曲です。 歌詞も昔の恋を思いだしているそんな曲です。「美しい人」として描かれている彼女との恋を…。あまり良い思い出の恋ではないようで…。何となく，歌詞に描かれている君（美しい人）が，主人公の僕に対して，本当の意味で思いを寄せていなかったのだと，そんな気がします。それは， 「遠く微笑んでる」 「偽る笑みの君」 「愛してると言われるほど 哀しみは なぜ溢れただろう 引き寄せても 抱き寄せても 君は遠くて…」 といったところで感じました。でも，男って弱い生き物なんですよね。そうと分かっていても，過去を引きずってしまう…。ふと，この曲を聴いてそう思いました。 ※チャイナ…中国の音楽っぽい曲調のこと。８０年代前半にちょっとして流行でした。 ８ なにもない場所−弾き語り− 愛おしい人への思いを，ストレートにぶつけた歌詞が印象的です。でも，どうしてこんなに哀しいメロディーなんだろう。歌詞は結構前向きなんですけどね。ただ，「あなた」への依存が強い歌詞ですね。そんな感じがする部分が，いたるところに散りばめられています。それを最も強く感じるのは，普通に考えれば一番最後の 「こんな私は あなたなしじゃ 生きていけないの」 だと思うのですが，私はそれより，出だしの強烈な印象からか 「愛を あなたがくれる愛を ただ欲しかっただけなの」 の部分に感じてしまいます。 ９ ため息 今回のアルバムの中で，個人的には最も好きな曲です。歌詞に散りばめられている言葉達は，ネガティブなものばかりです。でも，不思議と前に進んでいこうという気持ちにさせてくれる曲です。それは，この歌詞に描かれている主人公が，今は出来ない…，動けないかもしれないけれど，それでも，ここから抜け出そう，前に進もうという気持ちを全面に出しているからだと思うのです。また，この曲のメロディーもそのような気持ちにさせてくれるのです。 「ため息」は，後ろ向きなもの，ネガティブなものという印象がありますが，この歌詞のように，前へ進んで行こう（今の自分には無理かもしれないが…）とするためにつく，ポジティブ（ちょっと言い過ぎかな？）な「ため息」もあるんだなと思いました。何か，人生との応援歌というような感じです。 それにしても，本当に歌詞の中の言葉達は，ネガティブなんですよね…。 ココをクリック！！→シングル「ため息」のページへ
１０ 月の窓 ちょっと，Ｊａｚｚを聴いているような感じの曲です。「静かな夜に，オーディオ（ラジカセではなくて，ちゃんとアンプ，ＣＤとスピーカーが別れているもの）からこの曲を流し，ウイスキーでも片手に，曲と雰囲気を楽しむ」，そんな感じの曲です。ちょっと大人の雰囲気ですね。歌詞の内容は，「月の夜に，ふと思う」といったところでしょうか…。まぁ，この曲は，雰囲気を味合う曲だと思うのですが…。 １１ めじろの心−Piano Solo− ※４，１１はピアノソロのため，曲紹介は省略しました。 |
「青の風〜柴田 淳の世界」トップへ