「月光浴」
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☆「月光浴」 Lyric ＆ Music Jun Shibata Arranger Masayuki Sakamoto Ｃ／Ｗ： 空の色 発売：２００２／６／２６
この「月光浴」が，柴田 淳さんの曲との出会いでした。秋の夜長ソングがないかと探していて，ジャケットの雰囲気と題名から選んだのですが，大正解でした。 繊細なピアノソロで始まり，弦楽器と共に，静かに透き通る歌声が響き渡る。それは，静かな水面に映った月を静かに眺めているよう。静かに，そして厳かに曲は進行していく。後半のサビの部分から少しずつ盛り上がり，そして，最後のサビ。それまでと一転，壮大なスケールに変わり，やがて静かに終わっていく。 ピアノと弦楽器のマッチング，そして荘厳かつ透明感あふれる曲調がとにかくいいです。そして曲調に，ちょっとハスキーだけど透き通る柴田さんの声が，とっても心地よくさせるのです。あと，個人的には，前奏や間奏のところのピアノの部分が，結構気に入っています。 〈歌詞について〉 内容は，男女の別れを読んだ詩ですね。あなたへの思いを，水面に映る月に例えて描かれています。別れや悲哀，そんな切なさが，誰もいない静かな湖畔から見た，水面に映る月に投影していると思います。そして，歌詩と曲が，静かで悲しい，でも厳かな湖畔と水面に映る月をよく表しています。もちろん，月の色は青…。 歌詞を読んで思ったこと。これは，「歌詞」ではなく「歌詩」だと。曲がそう思わせるのか，歌詩がそう思わせるのかは分かりませんが。 |
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