小松未歩 ５ 〜ｓｏｕｒｃｅ〜
発売日 ２００２．９．２５
☆曲目リスト |
| １ gift | ７ style of my own |
| ２ 愛してる.. | ８ さいごの砦 |
| ３ とどまることのない愛 | ９ dance |
| ４ commune with you | １０ でも忘れない |
| ５ 足掻き | １１ 愛の唄 |
| ６ 約束の海 |
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一部のネット掲示板で流れていた，このアルバムをもって，活動をFO（フェードアウト）していき，自然消滅（引退）していくという噂は，公式HPでの「2002.11.27にRemix ALBUM & NEW Singleのリリースが決定」のアナウンスで，まだ引退はないことがわかりました。ちょっとホッ！ですね。 今回のアルバムタイトル「ｓｏｕｒｃｅ」は，次のような意味があるそうです。 「私に注がれる力、湧き上がる想いは”あなた”の存在なくしてはありえない。すべて をくれるかけがえのない”あなた”とこの空間を共有したくてこのタイトルにしました。 ----- 小松未歩 」 今回のアルバムは，ひょっとしたら小松さんのアルバムの中で，アルバム全体で見たときの出来としては１番ではないかと思います。一つ一つの曲（特にシングル曲）は，インパクトが弱いのですが，アルバムとして全体で聴いたときには，一つ一つの曲が輝きを持っていると思います。また，歌詞についても，このアルバムのコンセプトが，下記のように公式HPに載っていました。 「約一年半ぶりのアルバムとなる今作には、シングルやさらに書き下ろしの新曲も含め、小松未歩が描き出す鮮やかな心象風景、様々に展開するストーリー性の高い楽曲がたっぷりと詰まった作品になっています。」 先程も書きましたが，一つ一つの曲で聴くと，インパクトが弱かったり，歌詞がもう一つに思えてしまうのも事実です。特にシングル曲では，この傾向が強いです。ところが，アルバム全体で聴くと，シングルで聴いたときと違って，俄然輝きを持った曲になります。それは，アルバムコンセプトが「小松未歩が描き出す鮮やかな心象風景、様々に展開するストーリー性の高い楽曲がたっぷりと詰まった作品」と大いに関係があると思います。だから，アルバム全体で１つの大きな作品と捉えた方がいいと思います。 しかしながら，今回も，一つ一つの曲紹介を書いています。そのため，アルバムを通して聴くと，違った感じになることもあります。特にシングル曲は，シングルで聴いた時のものですので，かなり感じが違うと思います。ご了承下さい。 ☆曲紹介 |
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１ gift 作詞／作曲：小松未歩 編曲：大賀好修 ちょっと寂しい曲ですね。でも歌詞を見ると，ドキッとしますね。 「悩ますもののない 世界へ行けるとしたら すべて差し出すよ 命さえ 惜しくない」 「想いを打付けずに 引き下がりはしない …」 などは激しさを感じてしまいます。小松さんの曲の中には，時々このような激しい曲もあります。 ２ 愛してる.. 作詞／作曲：小松未歩 編曲：大賀好修  ココをクリック！！→シングル「愛してる..」のページへ
３ とどまることのない愛 作詞／作曲：小松未歩 編曲：大賀好修 ココをクリック！！→シングル「とどまることのない愛」のページへ
４ commune with you 作詞／作曲：小松未歩 編曲：大賀好修 スローテンポなのどかな曲です。何となく，ホッとできるほのぼのとした癒し系の曲ですね。 歌詞を見てみると， 「青い地球でめぐり逢えた運命…」 なんかは，何となく初期の作品を彷彿させるところが，初期からのファンとしては嬉しいです。歌詞の内容としては，女性の一途な想いをリリカルに描いています。 ５ 足掻き 作詞／作曲：小松未歩 編曲：大賀好修 ココをクリック！！→シングル「足掻き」のページへ
６ 約束の海 作詞／作曲：小松未歩 編曲：池田大介 ミディアムテンポのバラードナンバーです。何となく曲調から，冬の海を訪れた一人の女性という風景が浮かんできます。 「わざと喧嘩して 約束の海に ひとり訪れたのは 呆れた顔した あなたが来ることを 試してみたくて（期待しているから）」 何となくこの歌詞の部分が，全てを表しているような気がします。何て寂しい情景なんだろう。ハッキリ言って，もう愛が終わる（終わりかけている）状態なんでしょうね。ただ，それを確かめたくて，どこか「ひょっとして，自分に戻ってくるのでは？」と期待して，喧嘩を仕掛けて，相手を試したのでしょうね。まぁ，こういう事をするようになれば，結果は見えていますが…。 ７ style of my own 作詞／作曲：小松未歩 編曲：古井弘人 古井弘人さん編曲の曲です。やはり，古井さんの編曲はいい。GARNET CROWの活動が忙しいのでしょうが，もう一度，小松さんの曲の編曲をやって欲しいですね。 ポップな感じのメロディーで，軽やかな曲調に仕上がっています。明るく，前向きで，かわいい女性が思い浮かぶ曲です。ジブリのアニメの主題歌なんかにいいのでは？と，思ってしまいました。フッと思いだしたのが，だいぶ前のジブリ作品ですが「魔女の宅配便」！確か，キャッチコピーは「おちこんだりもしたけれど，私はげんきです。」 なんか，主人公のキキの生き方と，この歌詞に描かれている女性がダブるのです。 ８ さいごの砦 作詞／作曲：小松未歩 編曲：大賀好修 ココをクリック！！→シングル「さいごの砦」のページへ
９ dance 作詞／作曲：小松未歩 編曲：大賀好修 ココをクリック！！→シングル「dance」のページへ
１０ でも忘れない 作詞／作曲：小松未歩 編曲：大賀好修 昭和５０年代の女性アイドルの曲のような曲調です。たまたまなのか，意図して狙ったのかは分かりませんが，ちょっと懐かしく感じました。（たぶん，狙ったと思いますが…。結構，小松さんのアルバム曲には，懐かし目の曲調の曲が入っているので。） 歌詞は，失恋ソングです。そういえば，やはり５０年代にはこのような歌詞が多かったな…。やはり，この曲のコンセプトは，「Ｓ５０年代の女性アイドルの失恋ソング〜小松風」といったところでしょうか。 １１ 愛の唄 作詞／作曲：小松未歩s 編曲：大賀好修 アップテンポな曲調で，まっすぐのびていく感じは，爽やかさを感じます。最後にこの曲を持ってきたことで，このアルバムが明るく，前向きな感じでにまります。 歌詞に関しては，いろんなところで言われていますが， 「１・２・３で声高く(空高く) 愛の歌を 歌おう」 に，つきると思います。ココのメロディーがやはり一番印象的です。 ここでは主人公は，「僕」という男性ですが，本当は「僕」＝「小松未歩」なんではないのかなと思いました。小松さん自身の，歌への思いを，「僕」に投影しているのだと。そうすると，この曲が最後にきた理由も頷けるし，このアルバムに対する小松さんのコメント， 「テンテンテンと活動してきまして，また１つの通過テンで５枚目のアルバムが出来ました。 私のままで居させてくれる…。 そんな勇気の源には，いつもあなたがいるようです。」 ともリンクしていると思います。 |
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