「Beautiful Fighter」
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☆Re: 鬼熊さんへ 鬼熊 2006/03/26 (日) 00:39 りりむさん、どういたしまして。私はメチャクチャ鬼束さんが好きなんで、 鬼束さんが好きな人がいるとそれだけで嬉しくなっちうんです(笑)。 正直言いますと、鬼束さんの曲の歌詞は、まさに「あ、こーいう意味かな って思う所があったり、でもよく分からないって、やっぱり全部は理解 出来ない」のが、私の現状です。だから、りりむさんと一緒です！ でも、それがまた鬼束さんの魅力なんですね〜。私は「分かる」って ホントはそんなに簡単なことではないような気がしています。特に、 人生って難しいから。だから、鬼束さんの歌詞は、「この腐敗した 世界」を反映した(笑)、いかにもリアルなものなんです。私も、 早く復活して欲しいと、毎日願っている(笑)一人です。 期待しましょう！ たぶん、今年こそは！！！ ですからね☆ ☆鬼熊さんへ りりむ 2006/03/25 (土) 21:44 鬼熊さん､ありがとうございます(o^-^o)嵐ヶ丘の歌詞で所々､「あ､こーいう意味かな」って思う所はあるんですけど､やっぱり全部は理解出来なくて(/_;)でも好き｡鬼束さんの曲は良いですよね〜へ(^-^)乂(^o^)ノ早く復帰して新曲出して欲しい＞＜待ち遠しいっ｡ ☆Re: 嵐ヶ丘の歌詞について 鬼熊 2006/03/24 (金) 00:14 嵐が丘、私も大好きです。そして私も意味はよく分かりません(汗)。 でも、そのうち何か分かって、また鬼束さんのいろいろな魅力が発見 できるのではないかと楽しみにしている作品の一つです。ここでは 取りあえず、関係しているかも知れない話をしてみます。 『嵐が丘』という文学作品があります。私の鬼束さんのイメージは、 文学少女で、かつ映画好きであると勝手に思っています。そこで、 彼女は、小説を読んだか映画を見たかで、『嵐が丘』を書いた エミリー・ブロンテに共感した部分があったのではないかと。。。 大学の英文学の授業で、『嵐が丘』を読んだような記憶がありますが 、 エミリー・ブロンテはブロンテ三姉妹の真ん中で、一度も下界の生活 を経験したことがなく、すべて想像する世の中の人間像を表現したと いうことを聞いたような気がします。鬼束さんの詩の世界は、具体的 な人間像があるようで無く、抽象的な人間像を空想上(想像上)で作り 上げているような気もしますので、何となくエミリー・ブロンテ的な 人生とダブってくるイメージが私にはあります(たぶん気のせいです(汗) ですから、私個人的には、そのうち『嵐が丘』を読むか、映画で見よ うと思っています。何かヒントがあるかも？？？ ちなみに、ネットで、鬼束さんの「嵐が丘」を英語で Stormy Hills と訳していたものを見ましたが、これは、Wuthering Heights (エミ リー・ブロンテ作)であるべきでは？と思いました。単なる直訳の Stormy Hills であったら、「嵐が丘」である必要はなく、「嵐の 丘(で)」みたいなタイトルでも良さそうだからです。あっ、もっとも 私の思い過ごしかも知れませんがね。 ☆嵐ヶ丘の歌詞について りりむ 2006/03/23 (木) 13:45 嵐ヶ丘がとても好きなのですが､歌詞の意味がよく分からないので分かる方､私はこういう風な意味だと思う､と言うのを教えていただけると嬉しいです｡ ☆嵐ヶ丘 白夜 2006/02/23 (木) 18:47 もうそろそろテストがあるんで 、 書き込みも今日あたりからちょっと控えようかなぁって思います。 前の続きですが、この歌は、 鬼束さんの生きてきた路にあった、あらゆる障害物の事がこれに 書かれてるのかなーと思いました。 歌詞を見て、ぱっと感じた･･･それだけなんです。 【全てにおいて 幻覚的で】 答えらしい答えがない。何が正しくて間違いかも分からない。 【私は今日も 太陽を沈める】 嫌気がさして、終わらせる（ということを暗示してるのかな？） 【貴方の事 舞い上がれない風の事】 ここで、【貴方】というのが出てくるんですが、 私はこれを、鬼束さんが接してきた人達をさすのかなと思いました。 舞い上がれない風の事というのは、「上向かない」という暗示のような。 【思い浮かべて歩く坂道】 これはこのままだと思います。 あらゆる想いを抱いて、何かの坂を登る鬼束さん。 歌謡界への路なのかもしれないし、実家までの坂道なのかもしれないし。 あったら、ですけど。 【美徳は「信じて裏切る速さ」だというのに】 なんだかんだ言って、これなんですよね、社会って。 江戸時代になって『浮き世』と言う言葉が出てきますが、 元々は、『憂き世』と書いてたそうです。 自分は何時死ぬか分からない、争いは絶える事がない、 不安で満ちた世を三文字で表したのが、『憂き世』なんです。 【何故まともでいられないの？】 今の解釈で行くと、これは、自分自身に対する問いかけだと思います。 【そして私は怪獣になった】 怪獣になった･･･周りとは違う物になったことなのかな？ 大きな物に変貌した、そんな感じ？ 【共犯者はもういない】 傍には誰もいない。 【日常 そのヒステリックな様を 不自由に保つために】 【だから私は頷かなかった】 この二つは繋がっているような気がします。 頷かなかった理由は、「日常 そのヒステリックな〜」である。 そして、 【無傷で過ごせたとしても】 【奇妙な揺れを待っているの 心を震わせながら】 も、【だから〜】と繋がっているような気がします。 つまり･･･ 傷付かずにヒステリックな様を抜け出せるなら、 私は頷かずに、その日常を保とう。 奇妙な揺れが起こる事を、心を震わせながら待っていよう。 早い話、逆らっているということですか？ 自分を見失わない為に。そして、【幻覚的】な何かが消えるのを、 【心を震わせながら】待っているんでしょうね。 一番は終わりです。二番もしようかなーって思います。 では、この辺りで。 ☆嵐ヶ丘 白夜 2006/02/19 (日) 12:56 そして私は怪獣になった･･･ このサビの出だし、すごくスキです。 こんな歌詞を、B'×とかサザ×とかが歌ってる所を想像したら、 ちょっと噴き出しちゃいます･･･。 それはさておき。 私は、この歌詞はなんとなく、鬼束さん自身を表しているのかなーと思いました。 鬼束さんが歩いてきた路が、この歌には込められてるのかなぁって。 どう表現すればいいか分からないけど、歌詞を見て、ぱっと感じた事なんです。 違うと思うけど。 それにしても、嵐ヶ丘。 小説のヤツとは全く関係ないんですが、嵐ヶ丘。 曲が出来上がって、 【これは、嵐だ】 と鬼束さんが感じて、嵐ヶ丘となったそうです。 最初にタイトルを見た時、和風で壮大な曲なのかな、演歌っぽいのかなと ちょっと思ったりしてたんですが･･･。 でも、良いですよね、この曲。 では、この辺りで。 ☆利口な口唇 鬼熊 2005/12/23 (金) 01:28 「Beautiful Fighter について」についての続きなんですが。。。 映画『17歳のカルテ』の中のリサについてさらに。精神異常の中、 ずばずばと真実を付く発言をしてしまうリサ。一方では、『ダイニ ングチキン』と述べたデイジーを死に追いやってしまった。バナナの 薬を処方して、精神異常者を正常に戻そうとする「精神科医(セラピス ト)」を英語の掛詞で皮肉って、「レイピスト(レイプ魔)」と呼んでいる。 まさに、「利口な口唇」かも？！(ちなみに、その英語は“The-rapist”) でした。こんな皮肉な単語はない！ってビックリしました。 また同じ話ですが、もし仮に鬼束さんがこの映画の影響を受けて、何らか の詩を書いたとすれば、また、この一連の私の推測が少しでも当たってい るとしたら(そうでないにしてもですが(汗))、鬼束さんは、人間の心を隅々 まで理解できるような、メチャクチャ繊細な方なのではないか、と私は、 勝手に想像するのでした。 さらに、これが仮に偶然だとしても、一つの真実を捉えているのには変わ りないのかも知れません。どういうことかというと、旧約聖書、または、 古代ギリシャの時代から人間というものは実におろかで、現代に至るまで なんの変わりもなく、醜いままで、その事実を極めて繊細な芸術家は、 全く同じ事を悟っているのかも知れません。キリストしかり、ブッダしか り。孔子、老子、孟子しかり。私の大好きなニーチェしかり。です。 ☆Beautiful Fighter について 鬼熊 2005/12/23 (金) 01:01 鬼束さんは、この腐敗した世界で悪戦苦闘する(自分のような)ちっぽけ な人間の気持ちを代弁してくれている人だと、私は思っています。 これは前置き。。。 ところで、『ダイニングチキン』関連で、映画『17歳のカルテ』を購入 して以来、このDVD にはまっています。“Dr.Sick ... バナナの薬ももう 十分”というのは、この映画の主人公スザンナだけでなく、助演女優の アンジェリーナジョリー演じるリサが言うようなことかも知れません。 また、このリサ、精神異常なのですが、ぽろっと言うことが深い真実を 付いているようなことで、「褒めてよ 利口な口唇を」とはリサの言葉 のような気もしてきます。単なる幻想ですが(笑)。リサをおさえる、 まさに Sister のような役を、『天使にラブソングを』の、あのウィー ピー・ゴールドバーグが演じているんですが、“Sister. Low ....” のとこ ろは、彼女が演じる役に対して言っているような気にもなってきます。 たぶん気のせいです(汗)。 何を言いたいかと言うと、鬼束さんは、私にとっては実に一貫性があっ て、私の、そして彼女のファンの気持ちを代弁する曲をどんどん書いて くれていて、私的には、例えば、『月光』→『CROW』→『Borderline』 →『ダイニングチキン』→『Beautiful Figher』→『育つ雑草』のように 何らかの大きな流れの中にいるような気がしています。彼女の深さと いうか、受け手の幻想というか。その奥行きの深さというか。。。 何か、いつものことですが、支離滅裂になってしまいました(汗)。  次のページへ(ｼﾝｸﾞﾙ「Sign/ﾀﾞｲﾆﾝｸﾞﾁｷﾝ」についてのへ)
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