「それでも来た道」
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☆「それでも来た道」 作詞・作曲： 柴田 淳 編曲： 澤近 泰輔 Ｃ／Ｗ： 変身，夜の海に立ち…〜弾き語りバージョン〜 発売：２００２／２／２０
1stシングル「ぼくの味方」から一転，静かなバラード曲です。ピアノを中心に，アコースティックギターを効かすという演奏です。静かな曲なのですが，もの凄いエネルギーを感じる曲です。それも，プラスのエネルギーを。歌詞は，一見ネガティブなように見えるけれど，曲がのることで，歌詞の中にあるポジティブな言葉が浮き出てきて，この曲が，プラスのエネルギーへと誘ってくれているような気がするのですが…，どうでしょうか？ 個人的な感想を言えば，私はこのような静かなタイプの曲が好きなので，とってもいいと思います。 〈歌詞について〉 歌詞カードを見て気付いたのですが，２行でひとつの歌詞のかたまりになっています。この２行の歌詞のかたまりが４つ集まって，大きな歌詞のかたまり（最近少なくなりましたが，歌詞の１番，２番というのです）になっています。この曲は，１番→２番→サビ繰り返しという歌詞構成になっています。 大きな歌詞のかたまりを詳しく見ていくと，４つの２行の歌詞のかたまりのうち，上３つは，人生に疲れ，希望が見いだせないと言うネガティブな内容の歌詞です。この部分の曲調は，静かな曲調です。そして一番下の２行の歌詞のかたまり，これがサビの部分です。そして，この部分の曲調が，ポジティブな感じにさせてくれる曲調なのです。そのため，歌詞もポジティブな歌詞にとれてしますのです。例えば， 「振り返るなと 立ち止まるなと 歩き続けても この世に果てなどないと 本当はとっくに気付いてたさ」 この部分は，歌詞カードだけ読めば，「歩き続けたって，どうせゴールなんかないのさ。どうせ，そんなこと分かってたけどさ。ハァ〜」なのですが，曲にのると「歩き続けたって，ゴールはないかもしれない。そんなこと分かっているさ。でも，歩き続けなくてはダメなんだ…。」と思えてくるのです。そして，この部分の曲調が，静かな曲の中で，ポジティブな強さを持った曲調なのです。そのため，上３つの２行の歌詞のかたまりの部分が霞んでしまうのです。それが，私がこの曲に，プラスのエネルギーを感じてします原因かもしれません。どうでしょうか？ |
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