輝ける星
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☆「輝ける星」 作詞／作曲 小松未歩 編曲 古井弘人 Ｃ／Ｗ：傷あとをたどれば 発売：１９９７／９／２５
☆輝ける星 いつもかわしてきた「この先もずっといたいな」 答えはいつも一緒 あの星をくれたらね はにかんだあなたの横顔に 少しだけ この距離感 感じてるけれど 「僕を困らせることばかり言う 君でもずっと愛しているよ」 まっすぐ見つめてる あなたの瞳は捜し続けてた 私だけの輝ける星 振り返ればいつも穏やかなあなたがいて 悲しい出来事も その笑顔に消えてく この胸の迷いが解けていく 星が降るこの街で二人暮らしていきたい 寂しい夜もこれからは互いの温もり抱きしめて乗り越えよう 変わり続ける地球の片隅で 変わらぬ夢を 永遠に輝かせよう 夜空に広がる幾千粒の星の中でめぐり会う奇跡 思いきっり大きな愛で包んで 受け止めるから 絶対 「僕を困らせることばかり言う 君でもずっと愛していくよ」 まっすぐ見つめてる あなたの瞳は捜し続けてた 私だけの輝ける星 個人的な話しになりますが，私と「小松未歩」の出会いは，この「輝ける星」なのです。（「謎」は後で知りました。当時「コナン」は見ていなかったので。）この曲は，「忍ペンまん丸」というアニメのエンディングテーマでした。このアニメ，それまでスピード感あるギャグマンガばかり書いていたマンガ家が，ほんわかムードの新境地のマンガを出したということで，マンガ通という人の評価が高かった作品です。ただ評価が高かったわりには，あまり評判にはなりませんでした。私自身，毎週見ていましたが。いいアニメだったのですが，地味な作品でした。ですから，この曲も「謎」ほど話題になりませんでした。 でも，個人的には１番好きな作品です。曲調としては，彼女にしてはスローテンポで，隠し味として「カントリー」と「ガーシュイン（ラプソディーインブルーで有名な作曲家）」が多少入っています。特に間奏の「ガーシュイン」風の味付けは，ガーシュイン大好きな私にとっては，涙ものです。 「歌詞について」 彼女の歌詞の世界をもっともよく表している作品です。キーワードは，ずばり「星」です。 歌詞の内容は，比較的わかりやすいです。「私」（女性の主人公）・「あなた」（私が思いを寄せる男性）・「君」（女性：今回は「あなた」が主人公を指すときに使う）という，小松未歩さんの作品によく見られる人称代名詞の使用法がされています。恋人たちの思いを描いた作品です。 私自身「いつもかわしてきた「この先もずっといたいな」 答えはいつも一緒 あの星をくれたらね」という歌詞が好きです。「あなた」が「この先もずっといたいな」というと，主人公が「あの星をくれたらね」と言い返す。それに対して「僕を困らせることばかり言う 君でもずっと愛しているよ」という後の歌詞がグッとくるのです。 この詞で出てくる「星」は何を表しているのか。私自身は，主人公の「希望，夢」でないかと思うのです。そして具体的には，「あなたと共に…」を表していると思うのですがどうでしょうか？ ☆おまけ 「僕を困らせることばかり言う…」が，初めの方と後の方では，１字違います。初めの方が「愛しているよ」で，後の方が「愛していくよ」です。 |
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