Love gone
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 ☆「Love gone」  作詞/作曲 小松未歩  編曲 大賀好修
               C/W:これ以上の愛は永遠に続く

発売:2001/1/31


☆Love gone

今どこにいるの
無情なコールが切り裂いてく
この寒空に たった一人残し
ハラハラ舞う雪は 私に降り積もる
「会いたいよ」とポツリ呟いてはみたけど

さよならと告げれば 楽になれるの
なら 口火を切ってあげる
取り繕うだけじゃ 傷をふやすわ 駆け引きじゃない

気付いたら 二人よく来た公園
凍てつく風が ブランコを哀しげに軋ませる
それほど遠くない過去がここにはあるの
あぁ 色褪せてしまう 初めてのキスさえも

さよならと告げれば 別の誰かと…
なら 私がふってあげる
誤解させたまま このままでいいの 止めを刺して

ショーウインドー映る あなたに似た影に
今でもハッとするの 偶然なんて有り得ないのに

あの頃 私たちは抱き合うことで
凍えた愛 温めてた
だけどそれは昔 取り留めのない ただの出来事

愛してた あなたを誰よりもずっと
出口見えなくなるくらい
遅すぎた告白は その心を動かせないけど



「これまで多くのラブソングを描いてきた彼女が 21世紀はじめに送る恋愛風景。ハラハラ舞う雪の情景と、別れの心境をシンクロさせた"ノスタルジー・ウィンター・ラヴソング"。」〜曲紹介より

 冬の透き通った空気とそこに漂う悲しさ。そんなシチューエーションが曲を通して感じることの出来る,ミディアムテンポのバラード曲です。何となく3rdシングルの「願い事ひとつだけ」を彷彿させるメロディーです。
 「誤解させたまま このままでいいの 止めを刺して」の後の間奏やエンディングが,曲紹介でいっている「ハラハラ舞う雪の情景と、別れの心境をシンクロさせた"ノスタルジー・ウィンター・ラヴソング"」をものの見事に表現していてます。
 この「Love gone」を含めて,恋愛3部作と言われているらしい。3枚ともアンハッピーエンドばっかりなので,失恋3部作の方がピッタリくるような気がするのですが…。正直言って,あまり好きなタイプの曲ではありません。(私の好みとしてです…)


「歌詞について」

 今回の歌詞については,最初から最後まできちんと物語性を持たせていて,歌詞を順番に聴いていけば,その物語がわかるという,彼女にしてはめずらしくわかりやすい歌詞です。だから,聴き手があれこれ解釈するところはありません。「聴けばわかる。聴いたまま。」です。
 彼女の歌詞には,最低1カ所は,耳に残る歌詞(サビの部分が多いですが)があるのですが,今回はそのようなところがありません。すべて,サラッと流れていく歌詞です。彼女の歌詞の魅力は,キャッチーで耳に残る歌詞にあると思うのですが…,個人的には。次回作に期待しよう!!




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