| ☆★私のＢＴＯ体験★☆ |
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☆購入まで 今回のコンピューター購入理由は、今年３月に購入したEOS5DでRAW撮影しSILKYPIX 2.0で現像すると，1GBのメモリでは力不足で、すぐになくなってしまうからです。これまで使っていたLT700/4Dのメモリ搭載の限界が1Gまでで、これ以上拡張できません。そのためメモリを余裕の2Gにするためには買い換えるしかないのです。 もう一つ理由があって，ｵﾍﾟﾚｰﾃｨﾝｸﾞｼｽﾃﾑ(OS)の問題です。簡単に言うと「Vista」避けです。自分の使い方ではXP「Home Edition」で充分ですし，新OSはとにかく重く，安定するのに結構時間がかかると思うからです。また，今使っている機材が新OSで使用が保証されるか分かりませんし，例えしたとしても動かないこともあるからです。実際に98からXPに変えたときに，当時使っていたフィルムスキャナ「MINOLTA Dimage Scan Dual U」のドライバーをXP用のドライバーに変えたのですが，起動はするのですがその後止まってしまい，いろいろやったのですが何ともならなかった経験があるからです。そして，今もミノルタ製の「Elite 5400」を気に入って使っているのですが，ミノルタ（コニカミノルタ）はもはやなく，Vista対応のドライバーが出ない可能性がある上に，出たとしても「Dual U」の時のようにはたして動くのかどうか…。他にも今は正常に動いているソフトや機器が動かなくなる可能性があるからです。 というわけで，メモリを食いまくって重い上に，なかなか安定せず，今は正常に動いているソフトや機器が動かなくなる可能性がある「Vista」を避け，数年かけてようやく安定し，まぁ今のところ不満がなく，今使っているソフトや機器が確実に動く「XP」のうちに購入したかったからです。 それで希望はというと， ・デスクトップ型…ノートの性能ではもう無理なので… ・CPU…Pen４の2.8Gあれば十分（Celeronはイヤ！） ・HDD…２５０GBあれば ・ﾒﾓﾘ…２GBに増設できれば ・ドライブ…DVD-R/RW ・ﾃﾞｨｽﾌﾟﾚｲ…17〜20インチでSXGA＋(1400×1050)より解像度が上 といったところでしょうか。それでいくつかの量販店やパソコン専門店をまわったのですが，一応ずっとこだわってきたNECの商品には希望に沿うものはなし。他のメーカ品も同じ状態です。特にディスプレイがSXGA＋(1400×1050)より縦方向の解像度が上のものがないのです。LT700/4Dで15ｲﾝﾁ SXGA＋を使っていたので、ディスプレイの解像度は妥協したくなかったのです。これがすべてパスになった大きな理由です。 ここで今までみたいに店舗で買うのをあきらめました。そこでオンラインストアでカスタマイズすることに決めました。ふと思いついたのが"Dell"！！というわけで，7月18日の夜，Dellのホームページにアクセスして購入することにしました。 ☆いざ！ＢＴＯ！！ ◎まずは目的と希望を… 今回の購入するパソコンの使用目的は次のようなものです。
◎機種の選定 デルの個人向けディスクトップパソコンには次の４種類があります。
この４つの中から、私は Dimension 9150 を選びました。その理由は、CPUをPen4またはPenD、HDDを250GB以上にしたかったので、その熱対策としてスリムサイズを避け、熱対策のしっかりしたBTX規格のシャーシを採用している9150にしました。特に熱対策は、Pen4またはPenDが爆熱持ちで有名なので、その対策をしっかりしないと故障の原因になると聞いていたため，しっかり考慮しました。ちなみに3100CはPenDが選べないこと、5150Cは熱対策でいろいろいわれていること、XPS 700はゲーム機でオーバースペックな上に高くて大きすぎることから購入対象から外しました。 ◎パッケージの選定 デルにはＢＴＯの基本となるパッケージがそれぞれの機種に３〜４種類用意されています。その中から好きなパッケージを選んでカスタマイズするのですが、一番自由度が高いのは「ベーシックパッケージ」です。ただ、オンライン特価(インターネットで購入する場合の特別価格)の値引きは小さいので、最低限のスペックで買うとき用と考えておいた方がいいでしょう。 私は、「EOS5DのRAWファイルをSILKYPIX 2.0で快適に現像できる」という使用目的を基に「2GBメモリ＆高性能グラフィックカード搭載スペシャルパッケージ」を選び、そこからカスタマイズすることにしました。 ◎カスタマイズ ・ｵﾍﾟﾚｰﾃｨﾝｸﾞｼｽﾃﾑ(OS) 前にも書きましたが、Windows XP Home Editionで十分なのでこれを選びました。XP ProfessionalだとMicrosoftのサポートがXP打ち切り後７年受けられるので安心なのですが、まぁ何とかなるだろうという事でこういう選択になりました。 結論…Windows XP Home Edition ・ＣＰＵ 最初はお買い得な「Pen4 640(3.20GHz)からPenD 820(2.80GHz)に無料アップグレード」でいこうと思いました。ところが２つのCPUのクロック数を比べるとアップグレードしたPenD 820の方が低いのです。PenDの場合「Pen4との比較には、シングルコアで動いているときのことを考えてクロック数が大きな意味を持つ」と聞いたことがあるので、Pen4 640からPenD 820への無料変更は真のアップグレードにはならないといえるのです。そこで、Pen4 640と同じクロック数のPenDを探すとPenD 940になるのです。ただ値段はだいぶ跳ね上がります。そこで中間をとってPenD 930(3.00GHz)にしてみました。値段的にはいい感じです。 ここから性能(PenD 940)をとるか値段(PenD 930)をとるか30分ぐらい迷いました。この時点では「Pen4 640(3.20GHz)からPenD 820(2.80GHz)に無料アップグレード」は選択肢から完全に外れていました。結果、性能を取りPenD 940にしました。値段と性能のバランスではPenD 930なんですが…。 どうもDellの売り込み作戦にやられたようです。ある程度のCPUが欲しいのに「Pen4 640(3.20GHz)からPenD 820(2.80GHz)に無料アップグレード」から検討をはじめたのが間違いのもとだったみたいです。というのは、 「Pen4 640(3.20GHz)からPenD 820(2.80GHz)に無料アップグレード」 ↓ クロック数が同じPen D ↓ Pen D 940 ↓ 高いのでPenD 930も検討 とくるのですが、最初からPenD 930を検討していたのなら、その性能と値段のバランスの良さ(コストパフォーマンスの良さ)から何の迷いもなく930を選ぶのですが、上記のようにきて930を検討すると最初のPen4 640のクロック数が気になって、940の方にいってしまうのです。さらに940の項には【デル推奨】というダメ押しまで用意されているのです。 結論…Dellの策略にはまってPen D 940 本当はPen D 930の方がｺｽﾄﾊﾟﾌｫｰﾏﾝｽはいいのですが… ・メモリ 「2GBメモリ＆高性能グラフィックカード搭載スペシャルパッケージ」を選ぶと、2GB(512MB x4)と4GB(1GB x4)しか選択肢がありませんでした。今回の目的がメモリ2GBだったのと、4GBはさすがに高価だったので、ここは2GBにしました。 結論…2GB(512MBx4) ﾃﾞｭｱﾙﾁｬﾈﾙ DDR2-SDRAMﾒﾓﾘ ・ハードディスク これから画像データーが増えることを見越して500GBでいくことにしました。というのも、EOS 5Dを使ってRAW＋600万画素のjpgで撮影すると、１枚のRAWファイルがだいたい15MB、600万画素のjpgが2.5〜3MBになります。１回の撮影で40〜60枚ぐらい撮りますので１回の撮影で750MB〜１GBの量になります。そのため画像保存専用に250GBは必要になります。さらに、システムやソフト、その他のデーター用に250GBあればいいと考えました。あとバックアップ用には、今まで使っていた外付けのHDD 250GBを使用することにしました。これで合計750GB！これだけあれば数年はなんとかなるでしょう。 ハードディスクを500GBにすることで決めたのですが、１台のハードディスクで500GBと250GBのハードディスク２台で500GBの２種類がありました。上にも書いたように画像保存専用の250GBが欲しかったので迷わず250GBのハードディスク２台で500GBを選びました。値段も２台で500GBの方が安かったです。 今回の予定では、画像保存専用の250GB１台とシステムやソフト、その他のデーター用に250GB１台としました。今までの慣れでシステム・ソフト用とデーター用に区切りたかったので、Cドライブを60GBになるようにパーティション設定をしてもらいました。 結論…500GB(250GB×2) SATA 3.0Gb/s NCQ HDD パーティション設定(Cﾄﾞﾗｲﾌﾞ 60GB Dﾄﾞﾗｲﾌﾞ 残り) ・光学ドライブ DVD-ROMドライブ&DVD+/-RWドライブ(DVD+R 2層書込み対応)というのを選びました。【デル推奨】というのも付いていたし…。値段も2000円の違いしかなくてDVD-ROMドライブが付いてくるのなら、別にいいかな…と思ったのが本音です。実際に使ってみて結構便利です。 結論…DVD-ROMドライブ&DVD+/-RWドライブ(DVD+R 2層書込み対応) ・3.5インチベイ用ドライブ フロッピーディスクは仕事用に必要です。仕事上の過去の遺産や簡単なファイルの受け渡しにはまだフロッピーが使われているからです。カードリーダー/ライターは、当然持っているのですが、いちいち必要なときに接続するのがめんどくさいという理由で取り付けました。ただ「13ﾒﾃﾞｨｱ対応ｶｰﾄﾞﾘｰﾀﾞｰ/ライター」ですが、私の個体がたまたまそうだっただけかもしれませんが、取り付けにガタがあります。今のところ害はないので放ってありますが…。 結論…3.5インチFDドライブ＆13ﾒﾃﾞｨｱ対応ｶｰﾄﾞﾘｰﾀﾞｰ/ライター ・IEEE1394 外付けHDDをIEEE1394で結んでいるのでIEEE1394aポートは必要です。当然取り付けました。 結論…IEEE1394aﾎﾟｰﾄ PCIｶｰﾄﾞ(6ﾋﾟﾝ 前面×1/背面×2)取り付け ・ネットワークコントローラ FTTHのブロードバンド接続に必要なものです。標準で10/100/1000 Ethernet ネットワークコントローラが付いてきます。 結論…10/100/1000 Ethernet ﾈｯﾄﾜｰｸｺﾝﾄﾛｰﾗ標準装備 ・スピーカー 2GBメモリ＆高性能グラフィックカード搭載スペシャルパッケージには，「DELL 5650 スピーカシステム (5.1) 6ピース」というのが強制的に付いてきます。サブウーファ(ミニコン本体並の大きさがある）、センタースピーカー、前後左右用のスピーカー(４本）で構成されているので、このスピーカーシステムは場所をとります。何とか机の上に置きましたが。 結論…DELL 5650 スピーカシステム (5.1) 6ピース 2GBﾒﾓﾘ＆高性能ｸﾞﾗﾌｨｯｸｶｰﾄﾞ搭載ｽﾍﾟｼｬﾙﾊﾟｯｹｰｼﾞに標準装備 ・サウンドコントローラ 音関系はあまりこだわるつもりはないので、標準のインテル ハイ・デフィニション・オーディオ(オンボード)にしました。 結論…ｲﾝﾃﾙ ﾊｲ ﾃﾞﾌｨﾆｼｮﾝ・ｵｰﾃﾞｨｵ(ｵﾝﾎﾞｰﾄﾞ) ・ビデオコントローラ 「2GBメモリ＆高性能グラフィックカード搭載スペシャルパッケージ」なので高性能グラフィックカードとして「NVIDIA GeForce 7900 GS 256MB DDR」が標準で付いてきます。さらに高性能なものが欲しい方には「NVDIA GeForce 7900 GTX 512MB DDR」も選べます。約４万円高です。まぁ、画像処理用としてはNVIDIA GeForce 7900 GSで十分だと思っています。 結論…NVIDIA GeForce 7900 GS 256MB DDR 
・ディスプレイ 「17〜20インチでSXGA＋(1400×1050)より解像度が上」ということで、Dell製の20.1ｲﾝﾁ UXGA(1600×1200 右写真)を選びました。上の方のDimension 9150の写真に載っている20インチワイドも検討したのですが、解像度が横方向はいいのですが縦方向がSXGA+の1050と変わらないのが気になって、結局パスでした。ただこの選択は、個人的には正しかったのかなと思います。 結論…ﾃﾞﾙ ﾃﾞｼﾞﾀﾙﾊｲｴﾝﾄﾞｼﾘｰｽﾞ 2007FP HAS 20ｲﾝﾁ TFT液晶ﾓﾆﾀ ・オフィスソフト わざわざ買いに行くのが面倒だったので、「Office Professional Enterprise Edition 2003」を購入しました。少々高かったですが欲しかったので…。 ・オンライン特別価格 私の時は約58,000円引いてくれました。最近はCore 2 Duoの発売とその搭載機Dimension 9200(9150の後継機)の発表もあってもっと引いてくれるみたいですが…。まぁ欲しいときが買い時ということで…。もちろん安くなるので「はい」にしました。 ・サポート、その他 サポートについてはしなくてもすむものはすべて「なし」に、どうしても申し込まなければならないものは最低ランクのものだけにしました。その他に関しては「なし」にできるものは「なし」にしました。 ◎申し込んでから届くまで 申し込んだのが７月18日の夜でした。私はクレジットカード一括で購入したので、翌日にはカード会社からの承認・支払いがあり、製造が開始されました。申し込みから受け取りまでの流れを記しておきます。
お届け予定日は、カード会社の承認・支払いの後、受注が行われた日から10日〜２週間程度となっていました。最初の予定日8/2は受注日からちょうど２週間なので多めにとっていたのだと思います。まぁ、トラブルがなければ２週間以内には届くみたいです。その後予定日が早くなっていっています。最終的には受注日から８日後。インターネット申し込み日(ポチ日)から９日後に到着しました。結構早く届いてくれました。 ちなみにDellにはオ-ダ-ステータス(お届け予定案内）というのがあって、いま自分のパソコンがどのような状態なのかパソコンから見ることができます。申し込みから受け取りまでの流れもそれで知ることが出来ました。 ２００６．８．１４
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