週末のcafeで…
詩

人混みの中
クラクションの音
笑い声を響かせる 少女達
期待に胸膨らませる 人待ち顔の女

「今 何って言った?」
そう言いながら,言葉が縮んでいく
「まぁ,そういう事もあるよね。」
まやかしの言葉で,その場をつくろう
何にも 解決していない
何にも 解決できない

小さな男の子が転んだ
母親が駆けよる
泣きじゃくる子をおこし
優しい瞳で話しかけている

「でさ,どうしよう?」
どうもできない
できるわけない
「何とかなるんじゃない」
答えでもない 答え
答えなんかでるわけない

外は冷たい風
人々は楽しそうな顔で通りすぎていく
笑い 笑顔 微笑み
街にあふれている


本当に楽しいのだろうか?



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