発売日 2003.11.26
☆曲目リスト |
1 ただ傍にいたいの | 9 commune with you |
2 alive | 10 One Side Love |
3 哀しい恋 | 11 glass |
4 雨が降る度に | 12 I don't know the truth |
5 BOY FRIEND | 13 My destination... (lyrics ver. mix) |
6 regret | 14 夢と現実の狭間 |
7 手ごたえのない愛 | 15 As (lyrics ver. mix) |
8 僕らの行方 |
小松未歩さんのラブバラード、それもシングルのカップリング曲とアルバム収録曲限定で選曲されたコンセプトアルバムです。 ☆曲紹介 |
1 ただ傍にいたいの 作詞/作曲:小松未歩 編曲:大賀好修 〜4th ALBUM「A thousand feelings」より〜 女性の優しさ,男性の弱さ。そんな情景を,”包み込む”ようなサウンドで奏でています。それが, によく表れていて好きなフレーズです。小松未歩さんは,曲の中へのセリフの入れ方やその表現のしかたがとてもうまいと思います。 2 alive 作詞/作曲 小松未歩 編曲 古井弘人 〜1st ALBUM「謎?」より〜 ちょっと,ジャズのエッセンスが入った曲です。alive〜1.生きて 2.元気で,活動して 3.活気があって。生きているといろいろあるけど,alive。意味は聴いている人の取り方で,3つのどれでもいいと思います。 「あなたの住むこの地球を感じて 初めて思った 誰かの為になりたい」 「あなたの住むこの地球を旅して ただそんなことで この先も生きていける」 これらの歌詞が示すもの,alive! 3 哀しい恋 作詞/作曲:小松未歩 編曲:大賀好修 〜4th ALBUM「A thousand feelings」,10th single「あなたがいるから」より〜 彼女らしい曲です。初期からの小松未歩ファンの人にとっては,このアルバムの中で一番ホッとできる曲ではないかな?と思います。(私はそう思いました。) 歌詞は,After Loveの情景や思いを,ちょっと未練を感じさせながら女性側の目で描いています。けっこう重い内容なのですが,サラリと,小松未歩風の味付けで歌われています。 4 雨が降る度に 作詞/作曲 小松未歩 編曲 北野 正人・尾城 九龍 〜3rd ALBUM「everywhere」より〜 スローテンポで,のどかさとちょっと懐かしさを感じるサウンドです。歌詞も,ゆっくり時間が流れていく中で,何気ない幸せを歌っています。すごくいい曲で,大好きな曲です。個人的には, のフレーズが大好きです。
5 BOY FRIEND 作詞/作曲 小松未歩 編曲 古井 弘人 〜3rd ALBUM「everywhere」,7th single「さよならのかけら」より〜 思春期の恋と別れ。女の子の目で見た現実と”BOY FRIEND”への想いを,ちょっと懐かし目のサウンドで奏でています。胸キュン(懐かしい表現です)ものの1曲です。 6 regret 作詞/作曲:小松未歩 編曲:大賀好修 〜4th ALBUM「A thousand feelings」より〜 後悔,未練。遠距離恋愛の行く末。自分で止めた恋(じかん)。「coz I love you 阻むモノを この世から消し去って欲しい」。でも,この愛の続きをまだ探している自分がいる…。と,いった内容です。 主人公の気持ちを,スローでマイナーなメロディーでみごとにあらわしています。。 7 手ごたえのない愛 作詞/作曲 小松未歩 編曲 古井 弘人 〜2nd ALBUM「未来」より〜 DEENのシングル曲のセルフカバー。歌詞の内容は,失恋した女性を優しく見守る男性の想いを描いた曲です。「街中走り 虹を探した 顔を見上げていて欲しいから 迷路みたい糸口のない 道化者さ それもいいだろう」のフレーズが好きです。彼女を一生懸命想い,でも通じない男性がよく表現されています。 8 僕らの行方 作詞/作曲:小松未歩 編曲:大賀好修 〜16th single「dance」カップリングより〜 「混乱し続ける激動の世界で」で始まる曲らしく,強く不安を感じるようなサウンドです。 ただ歌詞としては,激しく,前向きな愛を描いている曲です。それを最も良く表しているのは,「時代は僕らを受け入れるだろうか?」から,最後のサビ 「混乱し続ける激動の時代で 強く惹かれあい 僕らは出逢った この先に待ち受ける どんな悲劇も 君と二人なら何も怖くない 手を取り歩もう 輝く未来へ」 の部分です。 9 commune with you 作詞/作曲:小松未歩 編曲:大賀好修 〜5th ALBUM「source」より〜 スローテンポなのどかな曲です。何となく,ホッとできるほのぼのとした癒し系の曲ですね。 歌詞を見てみると, 「青い地球でめぐり逢えた運命…」 なんかは,何となく初期の作品を彷彿させるところが,初期からのファンとしては嬉しいです。歌詞の内容としては,女性の一途な想いをリリカルに描いています。 10 One Side Love 作詞/作曲;小松未歩 編曲;古井弘人 〜6th single「氷の上に立つように」カップリングより〜 明るくポップなサウンドに,失恋ソングの歌詞…。そんな曲です。 歌詞の内容は,失恋の痛手から立ち直ろうとする女性の,揺れる想いを描いたものです。ドアを開けて次の恋愛に向かおうとする「私」と,終わった恋から動けない「私」。そんな私の心をポップなサウンドで描いています。歌詞の最後で,「二度と戻らない運命に振り向かないで 終わったと笑える Love Takes Time(恋は時間がかかる)」というところで次に行けるかな…,と感じることができます。 11 glass 作詞/作曲:小松未歩 編曲:大賀好修 〜13th single「とどまることのない愛」カップリングより〜 アンニュイな感じのする失恋ソングです。あなたがくれたお揃いのグラスを通して,「あなた」への想いを切々と歌っています。「お揃いのグラス 割ろうとして 何度も手には取ってみるけど ムダなことと分かってる」や「週末のニュースにはあるかな?私にとってのいい知らせが」の部分が,主人公の悲しみがジーンと伝わってきて,胸にキュンとくる曲です。 12 I don't know the truth 作詞/作曲:小松未歩 編曲:大賀好修 〜4th ALBUM「A thousand feelings」より〜 彼女の声って,曲調や歌詞によって,女性の痛々しさを表現するのにピッタリの声質になるんだな〜と感じることのできる曲です。歌詞は,救いようがないという歌詞です。また,自虐的な歌詞でもあります。 といった歌詞が象徴的です。そして,彼女のこれらへの答えが「これ以上は無いから」。さらに,マイナーな曲調が,歌詞の内容とすごくピッタリで,歌詞の世界を盛り上げています。 13 My destination... (lyrics ver. mix) 作詞/作曲;小松未歩 編曲;池田大介 〜8th single「最短距離で」カップリングより〜 シングルバージョンの編曲は古井弘人さんでしたが,このlyrics ver. mixは池田大介さんが担当しています。シングルバージョンの方はスッキリした感じなのに対して,lyrics ver. mixの方は低音を効かせた重い感じの仕上がりになっています。 愛を阻む色々な障害のある…,そんな二人の純愛ソングとも言えるし,同じ障害でも不倫ソングとも言える歌詞です。個人的には,不倫ソングとして見た方が歌詞との整合性があると思います。 14 夢と現実の狭間 作詞/作曲 小松未歩 編曲 尾城 九龍 〜3rd ALBUM「everywhere」より〜 スローテンポな曲です。題のように夢と現実の狭間を描いたものです。この主人公は,何か現実から逃げたいことがあるのかもしれませんね。それが,夢の世界へ逃げ込もうとしている原因かな?と,思います。たぶん乗り越えていくと思います。なぜなら,「息が詰まりそうな闇が この世を覆い隠しても 怖くないよ 明けない夜なんて無いこと 気付けたから」 15 As (lyrics ver. mix) 作詞/作曲 小松未歩 編曲 葉山たけし 〜3rd ALBUM「everywhere」,10th single「あなたがいるから」より〜 これから新たな旅立ちをする者への応援歌。次の部分が,結構ジーンときます。 「呪縛が解けた僕たちは ただ闇に置かれても 嵐に遭っても 歩き出せる」 |